特定の症状

首こりは薬?病院?整体?【失敗ないコツ・その他詳しく】

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セルフロッテでは感染リスクの高まる「三密」環境は全てクリアしており、パンデミック以前からサロンの入室はお客様1名となっております。どうぞご安心下さい。

Neck-stiffness medicine? manipulative? hospital?

過去私は、それはそれは酷い首こり痛に悩まされ本当に首が回らず、後ろから呼ばれ、上半身ごと動かし振り向く私は「むち打ちですか?」とよく聞かれました。

 

さてこの首こり、あなたはどのような方法で克服しようとしていますか?薬?病院?整体?それぞれのメリット・デメリットを比較していきましょう。今回、具体的な治療院名などは上げてませんが、見つけ方・選び方・失敗ないコツを伝授致します。

 

釣った魚をあげるより、釣り方を教えたほうが断然あなたの為になりますから。

 

市販薬

一般的なのは薬局で手軽に買えるシップ剤・軟膏剤・錠剤などですね。 これらは筋肉弛緩剤・鎮痛剤・抗炎症薬など、化学の力で痛みの原因物質を抑える薬です。

 

あと錠剤タイプでは抗酸化力のあるビタミンを数種類高配合し、栄養不足を補うことで抗酸化・血行促進・エネルギー産生を促すタイプです。このエネルギー産生タイプのお薬で一気に楽になった場合、あなたは単純に栄養不足が原因での不調となります。

食生活を見直すことで症状緩和が可能でしょう。

 

薬のメリット・デメリット

メリット・・・これらは手軽に購入が可能で、使用中は化学の力により即効性があり確実な緩和作用を発揮します。応急処置的な使用にはとても便利です。

 

デメリット・・・一時的で根本的解決ではありません。長期服用は効果が薄れ、単一成分や化学薬剤の服用は体質や健康状態により、副作用など身体に何らかのマイナス要因が出る可能性があります。そして他に服用している薬がある場合、必ず薬剤師に相談してから購入する必要があり、望む製品が購入できない場合もあります。

 

病院

病院にお世話になる場合、首こり~で診察するのか、外科手術的に診察してもらうのかに大きく分かれます。

 

今は首こり専門外来がある医院もあり、首こりに対する西洋医学の理解が少し深まってきた感じがありますが、それでも病院では未だ学問ごとに高い壁があり、正しい流れで短時間・スムーズに回復に向かう例は、私のサロンのお客さまと話していると少ない感じがします。

 

外科手術的治療

外科手術に踏み切る場合はMRIなどで撮影し明らかに状態が悪い場合で、首こりの原因になる首周辺の血管の状態が悪い場合にはカテーテル手術、頸部脊柱管が事故や経年劣化で狭く異常があれば脊髄圧迫の除去手術が行われます。

 

ちなみに日本人は元々頸部の脊柱管が狭い人が多いことがわかっています。なので生まれつき狭い脊柱管タイプの人は、経年変化が加わればさらに脊柱管は狭くなりますので、若いのに過去事故などの体験もないにもかかわらず、首の強い痛みがある場合は早めの受診が望ましいでしょう。

 

そして骨の変形・椎間板・靱帯の突出などにより神経が圧迫されて痛みが出る場合もあり、これらも症状がひどい場合は外科手術となります。

 

メリット・・・劇的に改善・回復します。

デメリット・・・入院が必要な場合が多く費用が高額です。カテーテル手術の場合は金額も手術リスクも然程心配はないですが、切り開く手術の場合とても危険な部位にメスを入れるので、難しい症例の場合、後遺症のリスクも考える必要があります。

 

首こり外来(頸性神経筋症候群)

「首こり 病院」「首こり 外来」で検索すると数か所の病院しか出てきません。その中で東京脳神経センターは専門ドクターがいて安心できる雰囲気です。首こりが原因で起こる疾患も網羅しており、首こりを治さないと根本治療に繋がりません~と断言していますのでGOODです。

 

同サイトでほか少し調べると「自律神経チェックドック(13,200円)」とあり、4つの検査(1時間以内)を行い、結果は1週間以内にレポートで郵送してくれるそうで、不安な方は検査してもよさそうですが、自律神経チェックリストなるサイトもあります(無料)

 

東京脳神経センターでは首こり病の判断には脳神経外科・神経内科・婦人科・整形外科の医師が診療に当たり、精密検査に問診や触診の結果と合わせて総合的に判断すると記載してあります。

 

治療は薬を使わない治療法を目指し、西洋医学と東洋医学を併用した理学療法・鍼をカスタマイズし治療するそうです。

 

一件素晴らしい内容に少し感動しましたが、私的には「理学療法」というのがどうも気になります。

 

理学療法とは、運動療法や物理療法(電気刺激、温熱)などを用いて、基本的動作能力の回復を目指すリハビリテーションの専門家で、姿勢の矯正、簡単に出来るマッサージやストレッチ、運動指導などです。で、理学療法士は医師の指示の下でないと施術を行うことができない事情が私的にはとても気になります。

 

 鍼(鍼灸)

鍼灸は体の表面に分布する感覚神経を刺激し、その刺激が脳・脳幹・脊髄などの中枢神経系を介して作用すると考えられています。なので内因性痛覚抑制系、自律神経、内分泌系、免疫系などに影響を与え発揮します。

 

私も鍼灸は好きで経験は複数ありますが、鍼灸は効きます。ただ当たり前ですが鍼灸師の探求心次第で効果には雲泥の差がでます。鍼と低周波通電のコラボメニューも試す価値はあります。

 

大学病院の鍼灸

鍼灸が他の治療系と明らかに違うのは、日本という国柄~大学病院が鍼灸の臨床研究を兼ねて患者を受け入れている事です。この医大での経験は私は無いので非常に興味深いです。

 

さらっと見ると全国に21か所ほど存在します。大学によっては漢方を扱う所もありますので、これは医大最大の強みです。あとはもし鍼灸で無理な場合、医大なので他の科との連携がスムーズなのも魅力です。ただ一つ心配なのは巨大組織の中の一つの科なので、いくら臨床例が多いとはいえ、受診したあなたにどれだけコミットしてくれるのか? 情熱のあるチームだど嬉しいですね。

 

針の中国式・日本式

針は大きく分けて「中国針・日本針」とあり、中国針は太く長い・日本鍼は細く短い~という特徴があります。ちなみに世界的に普及しているのは日本式で、理由は日本の針は繊細で刺入の際の痛みがほぼなく滅菌済みで使い捨て針で安全だからです。

 

中国式・日本式に優劣はありません。選ぶ基準はその先生(治療院)ごとに得意分野が有りますのでそれをHPなどで確認する必要があります。

 

もちろん針に違に違いがあるように、治療に対する考え方も中国と日本では大きな違いがあります。ざっくり説明すると、中国鍼灸は病気の自覚症状の改善・治療に目標を置きますが、日本鍼灸はその少し手前~的な感じです。

お灸も違い、中国鍼灸はもぐさ+漢方、日本鍼灸はもぐさ100%です。

 

なぜそこまで違うのか?
それは中国鍼灸は、内科や外科と並列で鍼灸科が存在し、血液データや画像検査でも正常になることを求められるからです。

とはいえ、ガチの中国鍼灸は勇気が必要です。

 

過去私は経験ありますが刺す場所によっては ”ブシッ!メリメリッ” なる感覚が伝わります(脳裏には必殺仕事人の曲とシーンが出ますw)

ま、その後は楽になりますのでご安心下さい。なので、首まわりの筋肉量のある男性の場合、中国鍼灸でないと効果が出ずらい可能性があります。

 

私が鍼灸院を選ぶ基準

医大は省いた基準となりますが、私が鍼灸院を選ぶ基準をお伝えします。

①鍼灸専門である(これは絶対条件です)
②経験年数・開業年数が長い
③鍼と灸、どちらにも精通している
④中国人先生で本国での経験&日本式鍼にも精通している(最強です

 

①の理由は鍼の守備範囲はとても広範囲だからです。普通の病院に例えると、耳鼻科・神経内科・精神科・整形外科・呼吸器系・消化系・泌尿器系・婦人科系・内分泌系・アレルギー系・ダイエット・美容、全てに対応可能なので、鍼灸達人であれば~他の療法は必要ないのです。

なのでおのずと②の条件が必要で、③があるからこそ幅が広がり確実性が増します。

④のような先生は稀ですが存在します。私は渋谷のを知ってますが料金的にもお薦めです。

 

整体療法

いわゆる手技療法の分野となりますが、この分野は非常に療法の種類が多く細分化され、まとめきれないのが現状です。なので最低限一般的に知られものを体系的に述べていきます。

按摩マッサージ指圧師・鍼灸師・柔道整復師・・・日本国では医療系国家資格者です。

整体師・カイロプラクター・リフレクソロジスト・セラピスト・・・これらは流派ごとに認定資格がある感じです。

今回は “首” がテーマですので、この中から強く関連するのは、鍼灸・整体・カイロです。鍼灸は先ほど説明しましたので、整体から説明します。

 

整体

これは最も認知されている療法ですね。ですが場所により値段も効果もピンキリで、効果を期待したいのであれば簡単基準として、10分1100円(税込み)以上が私の意見です。

 

最近の凄腕整体師の傾向は100%ではないですがソフトタッチが主流です。人体には緩んだり・治癒が始まったりするスポットがあり、そこを的確に刺激(これが重要)することでいとも簡単に変化が始まります。

 

究極、身体に触れないエネルギー療法などもあり、手技であれば〔例〕エソテリックヒーリング、機器であれば〔例〕メタトロンなどがあります。これは量子力学や波動世界の療法で、今時の健康クリニックは院長が高額な波動機器を導入する所もあります。

これらは次元が異なりますので今回は省きます。

では、現実的で身近な整体院選びの失敗しないコツをずばり述べます。

 

「自分の悩み解消に特化した技術をもち、院長直々に施術してくれる」

 

これに尽きます。

資格よりも経験・実績が優先です。なぜなら資格と効果が結び付くほど人間の身体は単純では無いからです。業界的にマルチに痛みをとれる先生は全体の1割程と言われ、残りの9割はリラクゼーションレベルという現実が物語っています。

 

整体師一人ひとりのHPを見て、自己紹介がしっかりして、施術内容・効果・原理を詳しく説明し、ちゃんと実績・経験・体験談がHPに存在するところが選ぶべきポイントです。

 

体験談は参考になります

良い整体院の体験談は内容が非常に濃く長文である場合もあり、読んでいて体験者の感動や喜びがリアルに伝わります。そして体験者は時に変化の苦しみなども綴りますが、それまでも正直に公開している整体院は間違いなく本物の整体院だど判断する決め手でしょう。

 

なぜなら、つらい症状を抱えた患者さんほど、癒える過程での違和感や痛み、深い闇の意識の変化を感じる傾向があるからです。そしてそんな辛い症状を楽にした・・という確かな証拠となります。

 

そしてここで残念なのが、本当に良い整体師はインターネットで易々とは見つかりません。口コミで予約が埋まっていくのでWebに頼らなくて良いのです。あと職人なので、受付的な人はいても大概一人で運営しています。

 

検索方法・選ぶ基準

なのであなたが検索する場合は、整体+(ゴッドハンド・凄腕・神の手・本物)などで検索してみて下さい(一般的にSEOの良いワードです)そして選んだところの、噂・口コミ・レヴュー・ブログも調べて下さい。

それで出てきた所は9割はナンチャッテですが、1割は本物に出会えます。で、発想を変えもう少し良いコツを教えます(SEO的にズレたワード・悪いワードでの検索です)

 

整体、治療院などの基本ワードと共に~謎・知る人ぞ知る・マジ・不思議・チョップなど、意表を突くワードで探し、そこでブログなどで紹介してあるモノを探し判断してみて下さい。まず本当に良い先生は広告は出していませんし、HPもSEOなど無視した作りです。

一つだけ教えると「新橋 知る人ぞ知る 治療」で、ある所が出てきます。ココは間違いなく神ってるのですがもちろん個人差があります。ご興味のある方はご予約下さい。

 

カイロプラクティック

これも本気で語ると長くなりますので、要点を抑えお伝えします。カイロは1895年にアメリカ人であるパーマ博士により創始されました(WHOでも高い評価です)

 

この療法の哲学・特徴は、症状の原因を筋肉に求めるのではなく、その根本原因である関節のズレや神経の圧迫に求め、神経系統によってすべて脳に送られイネイトインテリジェンス(自然治癒力)を最大限にする、というものです。

 

良いカイロの先生の見極め方ですが、よく「米国政府公認カイロプラクター」などと見ますが・・・正確には州ごとにカイロの開業試験の実施および免許が交付され定期的に単位を取得し更新することが義務付けられていますので、本物のDr. の場合「○○州カイロプラクター資格取得」か「○○州開業試験合格」となりますので、経歴には必ず〇〇州が入りますのでココをチェックです。

 

過去私は、米国のカイロプラクティック大学を卒業した先生の施術を受けたことがあり、すごく感動したのを覚えていますが料金高く続きませんでした。カイロもまたDr.の称号は最終的には関係なく、やはり実践経験を多く積んだ先生で、HPをしっかりと確認し活きた施術をして下さる先生を探すべきです。

 

カイロの原型?オステオパシー

稀にお客さまにクラニオセイクラル・バイオダイナミクスのことを聞かれますので、源流であるオステオパシーについて話すことがあります。

 

このオステオパシーはカイロより古い1874年にアメリカ人であるスティル博士によって創始された療法で、これまたWHOで代替療法の手技療法分野では高く評価されています。

 

これは骨格だけでなく筋肉・内臓・神経・膜、身体全てをホリスティック(全体的)な生命観で広く深い視野で体を診ていく療法で、実際に施術者に基礎理論を聞くと、東洋の叡智にも通じる哲学があり、西洋医学の基礎・原点だとも感じます。

 

(※タンク利用中に起きる現象はオステオパシーやクラニオそのものです

 

施術方法は全身に軽く触れたり・押したり・引っ張ったり・揺らしたり~と、至ってシンプルなので、過去受けたことがありますが健康体の人が受けると ”えっ?は?” で、施術後は多少どんよりし狐に摘ままれた感じです。

 

ですが、これもまた達人に施術してもらうと奇跡的な変化をもたらす非常に不思議な療法で、私の先生たちの印象は「この人達は特別な能力を持ち神々しい普通ではない」と感じたことがあります。

 

スティル博士は「オステオパシーは筋骨格構造をバランスよく整列させ、神経の圧迫を取り去り、内在する医師である血液を体の隅々に行き渡らせることによって、体が自ら治すようにしむけているのである」と説き、血液の重要性にいち早く気づいていました。

 

これは同時代を生きたオスラー博士(1849~1919)の「人は血管とともに老いる」に通ずるものを感じます。

 

一番の原因は自律神経

本当に素晴らしい治療家は簡単には見つかりません。見つけるコツはやはり口コミです。とはいえ、口コミで探しても必ずネットで情報(HPなど)を精査して見極めて下さい。

ネットでは個人ブログなどで淡々と紹介されている記事は信憑性が高いでしょう。

 

そして「首こり」この一番の原因は自律神経の乱れです。

 

先ずは自律神経が乱れてしまった原因を確認し解消する。それが無理な場合や面倒なのであれば自律神経調整の得意な専門のところにお世話になりましょう。

 

一番良いのはアイソレーションタンクみたいに自律神経を整えつつ、首の骨格調整をも同時進行で行ってくれるのが時間もお金も節約できて最強です。

 

それではまた~