特定の症状

脳の幻影・幻覚・錯覚~  八木亜希子アナ、線維筋痛症で休養〜その1

脳

今日は少し硬いお話です。
ですが、現在何らかの痛み(体の痛み=感覚 ・ 心の痛み=感情)で困っている人には参考になるブログだと思います。

 

 

さて、繊維筋痛症は未だ原因がはっきりしない難病(何故か指定難病ではない)で、全身に凄まじい痛み・疲労感・頭痛・睡眠の阻害が生じる病気です。

 

 

発病にはストレスが大きく関係しているといわれ、遺伝的要素は無く環境要因が強いとされています。数年前、レディ・ガガさんが公表して話題になったあの病です。

 

 

日本では関節リウマチより有病率は多く約1.7%(約200万人)が罹患していると言われ、男女比では1 : 4.8の割合で圧倒的に女性に多い病です。

(実際、セルフロッテでも過去全て女性です)

 

 

現在までに解っている原因として、痛みを脳に伝える神経やシステムが炎症(脳内神経炎症)を起こしているのが最も有力とされています。

 

痛みを言葉で表現すると・・・

そんな厄介な病ですが、その痛みを言葉で表現すると・・・

「全身の骨が折れそう」
「全身を鉛が巡るような」
「全身やけどのような」
「体の中を刃物でえぐられる」
「全身の血管内にガラスの破片が巡る」

 

ズキズキ・ヒリヒリ・刺すような・焼けるような・鈍痛〜など、痛みの感覚は多肢にわたり、凄まじい痛みが全身に常時出るのです。

 

ですがこれら全ては脳の誤作動による幻影・幻覚であり錯覚なのです。。

 

医師は積極的に薦めています

なので感染などは無く、見た目は全くの健常者と変わりないので、余計に医師たちの誤診や診断が遅れ早期治療に繋がらず、発症初期の多くの患者は痛みに耐えながら主治医をさがし数ヶ月〜数年さまよい、治療できる医師に出逢い、そこからやっと治療に専念〜と言うパターンは珍しくないようです。

 

 

そしてタンク(環境刺激制限療法)はこの線維筋痛症の治療法の一つとして米国では最適とされていて医師は積極的に薦めています。

 

 

実際〜セルフロッテにご来店された方で、完治とまでは行きませんでしたが、大幅な痛みの変化と大幅な薬のコストカットに成功し、社会復帰されたお客さまは数人いらっしゃいます。

 

以下、アメリカの医療サイトで見つけた記事を、私のつたない翻訳ですが訳して記載します。

 

アメリカの医療サイトの翻訳

慢性疼痛障害である線維筋痛症は浮力により痛みの緩和をもたらすことができる最もよく知られた治療法の一つです。

 

いくつかのケーススタディと学術研究は、線維筋痛症の症状を緩和する重要な源として環境刺激制限療法(RERT アイソレーションタンク)を指摘しています。

 

実際、ニュージャージー州カーニーのフローテーションセラピーセンターは、進行中の研究プロジェクトの一環として、線維筋痛症患者に無料または割引のフロートを提供していて、患者の物理的な痛みの即時および継続的な緩和を目的としています。

 

そしてその効果は浮いている時だけの瞬間ではありません。ある主要な研究では、線維筋痛症の患者は、数回のフローティングにより数週間にわたって痛みと筋肉の緊張緩和を感じたと報告しました。

 

そしてフローティングは一般的に睡眠の質と頻度の向上にリンクされており、線維筋痛症の患者にも同じ効果が当てはまります。

ストレスが病気の身体的症状を悪化させる可能性

不眠症は患者にとって頻繁な問題であり、睡眠不足は日中の疲労と不快感のサイクルを強化するだけなのでこれは特に重要です。

 

いくつかの線維筋痛症の研究はストレスが病気の身体的症状を悪化させる可能性があることを示しています。

 

したがってストレスを軽減する方法は、患者にとって大きな勝利となります。

 

フローティングはストレスを軽減する方法として確立されており、症状の物理的な緩和と相まって、その緩和は線維筋痛症の患者に非常に効果的です。

 

一部の研究では、マグネシウム欠乏症が線維筋痛症の原因(または寄与因子)であると指摘しています。

 

アイソレーション(フローティング)タンクの溶液にはマグネシウムが豊富あるため、線維筋痛症の患者はフロート中に皮膚からマグネシウムを吸収することで症状がさらに軽減される場合があります。

 

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今日はこの辺りで~

脳の幻影・幻覚・錯覚~線維筋痛症